人生いろいろ

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歴代スーパー戦隊シリーズ紹介番外戦士編8

今回紹介する戦士は、

志葉 薫(しば かおる) / シンケンレッド 「侍戦隊シンケンジャー」(2010より)
演:夏居瑠奈
第四十四幕より登場した、真の志葉家十八代目当主にして志葉家最後の生き残りの女侍。丈瑠が操るものとは異なる“志葉家の「火」のモヂカラ”を受け継いでいる。一人称は「私」。
先代シンケンジャー壊滅時にはまだ生まれておらず、現在の侍の中では最年少。元々は志葉家の血を絶やさず次の代を残すために人知れず暮らしていたが、父の遺志を継いでドウコクを倒そうとする使命感を幼い頃から強く持ち続けて「影武者の影に隠れて生きるのは侍として卑怯」と必死に修行をし、歴代の当主たちが会得できなかった「封印の文字」を完成させ、丈瑠たちの前に現れる。彼女の養子となった丈瑠には「母上」、丹波らには「姫」、ドウコクには「志葉の小娘」と呼ばれている。
作中では終始袴姿で、口調もやや時代がかっていて尊大ではあるが、これは丹波の教育の行きすぎによるもので時代錯誤との自覚はある。特殊な環境下で丹波らにある意味偏った育てられ方をされてきたにもかかわらず、物の見方は年齢の割には大人びていて周囲もよく見ており、会ったことのなかった丈瑠の心情にも思いやりを持ち、侍ではない源太からの協力も快く受け入れるなど優しい性格で決して我が侭ではない。千明も「お姫様がもっと嫌な奴だったら協力を断ってもよかった」と語っている。実戦に出た回数こそ少なかったが、流ノ介たちがダイカイシンケンオーで手こずったヨモツガリを獅子折神一体だけで倒すなど、当主としてモヂカラの実力はかなりのものであり、敗北したのはドウコクのみであった。
丹波の行動が自分を思いすぎるゆえであることは十分理解しているが、自分以外の者に対する丹波の高圧的な態度を快く思っておらず、たびたび彼を扇子などで叩くなどして諫めている。丹波とは違い、丈瑠や家臣たちの心情を各自の行動などから理解しており、自らの使命のみを重視して皆の前に出てきた結果、丈瑠たちの絆を悪化させて辛い思いをさせてしまったことを後悔している。
第四十八幕で封印の文字を使うも、半分人間である薄皮太夫の体を取り込んだドウコクに効かず、逆に手傷を負わされてしまう。その後立ち直った丈瑠を呼び出して、ドウコクに対抗できる最後の手段として、2人だけの取り決めによって丈瑠を十九代目当主として養子に迎え、同時に自身は当主の座を退くという奇策を発案して実行するなど大胆で柔軟性のある一面を見せる。当初は丈瑠を「影」と呼んでいたが、彼が十九代目当主になるにあたって名前で呼ぶようになる。
外道衆との最終戦闘にあたっては、あらかじめ丈瑠に渡しておいたディスクの他に満身創痍を押して志葉家のモヂカラディスクをもう1枚こしらえ、丹波を介してシンケンジャーに託す。
戦闘終了後、志葉邸を丈瑠と彦馬に託して自身は丹波とともに再び人里離れての生活に戻る。
武器は丈瑠が変身したシンケンレッドと基本的に同じだが、小柄なため烈火大斬刀を使う際に足で蹴り上げて振り回すところが特徴。また、彼女が変身したシンケンレッドのスーツには他の女侍のスーツと同様にスカートがついている。
シリーズ初の女性レッドである。


劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』
操られた丈瑠を救うべく志葉家の強力な炎のモヂカラをゴセイカードに注入アラタに託す。当主の重責から解放された為か、口調や物腰がより女性らしくなっている。家臣の丹波を連れておらず、1人で行動している。


『海賊戦隊ゴーカイジャー』
第11話と第12話に登場。「シンケンジャーの大いなる力」を授けた。
劇場作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、『ゴーカイジャー』本編以前のレジェンド大戦で他の戦隊の番外戦士たちと共にザンギャックに挑む。


劇場作品『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』
江戸時代に飛ばされたヨーコ、J、鎧が書いた手紙を特命部の司令室に届ける。
なお、客演した際には、反発していたゴーカイジャーを除いて、他のスーパー戦隊に対しては全て敬語で接している。