知ってください part2
さて、part2では、私の学生時代について書きたい思います。
part1で書いたとおり、保育所時代は、仲のいい子や幼馴染とは話すことができ、感情も出せていました。
小学校に上がると、保育所時代に先生に恐怖心を抱いていたので、初めて先生に話しかける前は物凄い緊張とドキドキでした。
私自身も、小学校で先生に話しかけられないのは、やっぱり駄目だと感じていました。
結局は、入学式の次の日に話しかけられることができ、それ以降は先生なら誰でも話しかけられることができるようになりました。
2年生に学校案内をしてもらうとき、私の班の2年生の人になかなか自己紹介ができず、困らせてしまうこともありました。結局は、自己紹介できましたが、言えるまでに凄く時間を取ってしまいました。
小学校の低学年くらいの頃は、クラスメイトに悪気の無い気持ちで「何で喋らないの?」と聞かれることもありました。ちなみにそんなに大きくない学校なので、クラスメイトは保育所からずっと一緒です。クラスも1クラスだけで、全員で20人程でした。
小学校の高学年くらいからだんだん症状が重くなっていき、仲の良かった子とも話すことができなくなりました。
それくらいになると、だんだん私へのからかいも始まっていきました・・・
これには、悪気がありました。
やっぱり、場面緘黙の子はいじめの対象になりやすいんです・・・
大きな学校ではないので、私が喋らないのは1つ2つ上や下の学年の人でも知ってる人も居ましたし、上の人たちからは何か言われることもたまにありました。
これにはそんなに傷つくようなことはありませんでしたが。
主に、言葉で傷つけられることが多かったです。
からかっていた生徒たちや弟の話を聞く限り、私の家での様子を知りたがり、弟に聞いていたことも少なくなかったです。
本当に傷つきましたし、私からするとプライバシーの侵害のように感じました。
弟も正直に答えるので、家ではよく話したり、弟と喧嘩もしていたので、そういったことが弟の口からその生徒たちへ伝えられました。
「家ではよく喋るんだって?」、「家ではうるさいらしいよ。」など言われたり聞いたりしてもう嫌でした。
ちなみに今は、その弟とも声をかけることはできますが、普通に話せなくなりました。
場面緘黙の人の中には、一部の家族とも話せなくなる人も少なくないです。
いとこや親戚とも、話すときは少しぎこちないです。
凄く話したい気持ちはあるんですが・・・
先生からも傷つくことを言われたことがあります。
担任の先生ではないんですが、グループ活動の話しあいの際、ずっと喋れなくて意見を出せずにいたら、「いつもこうなの?」って同じグループの人たちに私のことを聞いてきたことです。
傷つきました・・・
先生なら場面緘黙のことを知ってるはずですが、たとえ、私のことを場面緘黙だと気づけなくても、口下手ともとれるんじゃないかな・・・?
生徒の心を傷つけて、教師失格は言いすぎかもしれませんが、ちょっと先生としてどうかと思った発言でした。
中学校に上がると、他の小学校からも入ってきて1クラス30人程になりました。
1学期はまだ大丈夫でしたが、2学期になるとまたからかいや軽いいじめが始まりました・・・
2年生になると、よりエスカレートしていきました・・・
他のクラスの人も居ます。場面緘黙の人は「嫌だ!」と言ったり、抵抗する仕草もできないんです・・・
「何で?」と思う人が多いと思いますが、うまく説明することはできませんが、喋ったと思われたり、抵抗する姿を見られたくないんです。
2年生の2学期からはあることでもう限界を感じ、保健室登校のような感じになり、クラスでの生活はなくなりました。
その登校になって以降、少し嬉しかったことがありました。
それは、いじめていた一部の生徒や、仲よくしていた子が「責任を感じている」と担任の先生から伝えられました。
ちゃんとわかってくれる分、そこまで今の時代のいじめと違って陰湿ではなかったのかなと感じました。
それと、3年生になると、それまでは先生が給食を運んで来てくれていましたが、クラスの何人かの生徒が「運びたい!」と言ってきてくれたことです。
最初の頃は緊張物凄く緊張しました。
ここでも場面緘黙の症状が出て、「どういう反応をしたら良いのか・・・」、「ここに居る姿を見られたくない。」などいろいろ緊張や不安を感じました。
ですが、少しずつ緊張も取れ、だんだん慣れてきました。
何カ月か経つと、担任の先生から、「クラスの女生徒全員に運ばせたいんだけど?」と提案してきました。
その人たちは自ら言ってきたわけではないので、最初は乗り気ではありませんでしたが、結局は賛成しました。
やっぱり緊張して、部活が同じだった人たちは気まずかったです。(普通の登校じゃなくなってからは部活もやめているので)
でも、次第に慣れてきました。
学校生活では、先生やクラスメイトから「声が小さい」と言われたり、聞き返されるも多かったです。
これも場面緘黙の症状です。
「家では大きい声で喋ってるんだろ?」とも言われました。
学校へ来ると、緊張で声のボリュームが押さえられるんです。
高校の面接の練習の時にも、声のこと以外でも相手は悪気なく言ってくれてるんですが、やっぱり、こういう理由があるのに何も知らずにいろいろ言われて、傷ついたというよりは、正直悔しかったです。
高校になってからは、中学校時代不登校や保健室登校だった子が多い学校に通ったのでいじめはありませんでした。
ちなみに、そういう子たちが多いからといって大人しい子ばかりではありませんでした。
主に推薦制なので、普通の高校に行けそうにない子たちが入ってくることも多いので。
そういった学校だったので、特に女生徒は心優しい子が多かったです。
いじめられることはありませんでしたが、ここでも場面緘黙の症状は出ました。
part2はこんな感じですかね。
また、わかりにくい文章でしたらすみません。
part3では、本題(本当に伝えたかったこと)に入っていきたいと思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。