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歴代スーパー戦隊シリーズ紹介番外戦士編15

一旦、歴代スーパー戦隊シリーズを全て紹介し終えたので、今回は番外戦士紹介に戻ります。


今回紹介する戦士は、

バド/ジュウオウバード  「動物戦隊ジュウオウジャー」(2016~2017年)より
鷲のジューマンである男性。一人称は「俺」。
大和と出会った際に彼から「鳥男」(とりおとこ)という仮称を付けられる。その後もジュウオウジャーからはこの名で呼ばれていたが、第26話でのラリーとの会話で本名が判明した。茶色いバンダナとゴーグルを着用しており、飛行能力とイーグライザーを使用する。故郷であるジューランドに嫌悪感を抱き、過去にリンクキューブから王者の資格の1つを持ち去り、人間界とジューランドの「繋がり」を断った張本人。その後、自らは人間界に渡って幼少期の大和に出会い、彼を助けて王者の資格と自身のジューマンパワーを託した。デスガリアンの襲撃でリンクキューブが破壊された際に外れた王者の資格の1つを再び持ち去っており、それ以降はセラたちと同様に人間態を獲得している。
大和には出会った頃から温かい態度を向けており、彼の窮地には何度も身を挺して助け、その際には「もう大丈夫だ」という優しい言葉をかけている。反面セラたち4人のジューマンにはジューランド同様冷たい態度を向け、彼らがジューランドに帰れない状況にあることを知りながらも「あんな世界との繋がりは切れてしまえばいい」と厳しく言い放ち、王者の資格を奪還しようとジューマン態で挑んできた4人を圧倒する。さらにジュウオウジャーに変身した彼らとも互角以上に渡り合うが、野生解放した彼らには圧倒されるも4人が大和を助けることを優先したことでことなきを得る。ラリーとはジューランドにいた頃の知り合い。
サグイルブラザーズの勢力で窮地に追い込まれた大和を救うために助太刀に入り、所持していた最後の王者の資格が変化したジュウオウチェンジャーファイナルを使ってジュウオウバードへと変身を遂げた。その後、大和に自らの名前を名乗ってからは彼から「さん」付けで呼ばれている。また、20年前はリンクキューブの番人をしており、その仕事中にジューランドに迷い込んだ人間の少年を匿うも、ジューランドの存在が人間界に知れ渡ることを恐れたジューマンたちによってその少年が投獄される。バドは少年の釈放を訴えるも聞き入れてもらえず、さらに監視の目を掻い潜って逃走を図った少年が転落事故で死亡したことに責任を感じ、王者の資格を盗み出し人間界へと逃亡したことを大和に明かす。この件が地球とジューランドの繋がりを絶とうとする考えに至っており、大和以外のジュウオウジャーもラリーを通してこの経緯を知ることになった。ジュウオウイーグルと共闘してサグイルブラザーズとの空中戦を繰り広げ、ジュウオウジャーがサグイルブラザーズを撃破した後に行方を眩ますも、大和について「段々あの人に似てきた」と語る。人間界ではシマウマ、カモノハシ、ヒョウ、フクロウの4体のジュウオウキューブウエポンを回収しているが、アザルドと一戦交えた際にアザルドの再生能力により誤って取り込まれた。後にそれらはジュウオウジャーと共闘した際にアザルドから取り戻している。また15年前、人間たちに見つかり襲撃されて重傷を負い絶望していたところを通りかかった景幸に救われたことを大和に明かし、それ以来彼のことを「命の恩人」として慕っており彼の息子である大和のことも見守っていたと語った。大和に託して残り少なくなったジューマンパワーを、地球の力で補っているため、シン・ジニスとの戦いの時点で次に変身すれば命がない状況になっており、ラリーの助言によりこれ以上の変身を断念した。
バド役の村上幸平は、先の展開が決定していなかったこともあり、登場当初は敵か味方かわからないキャラクターとして演じていた。村上自身は、バドが大和の父親ではないかと予想していた。


ジュウオウバード
バドがジュウオウチェンジャーファイナルを使い変身。外見はジュウオウイーグルと同じだがスーツカラーがオレンジで胸に描かれている鷲が黒ではなく紺色だったりブーツと手袋の黒の部分が金色になっているなどの差異がある。変身前と同様、イーグライザーを使用する。
名乗りフレーズは「天空の王者」。
バド役の村上は、バドが変身することは台本をもらうまで正式に知らされておらず、ジュウオウバードの存在は玩具発売情報で初めて知ったという。