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歴代仮面ライダーシリーズ紹介

今回からは、歴代の仮面ライダーシリーズを紹介していきたいと思います。
紹介する作品はまずは、テレビシリーズのみを先に紹介し、その後に番外編としてテレビスペシャルやVシネマ、劇場版のみに登場した仮面ライダーを紹介していきたいと思います。


今回紹介する作品は、

「仮面ライダー」!
1971年4月3日~1973年2月10日までにかけて放送されました。
仮面ライダーシリーズの元祖です!
スーパー戦隊シリーズと同じで、仮面ライダーシリーズも初代のみ約2年間の放送となっています。


あらすじ
ある日、優秀な科学者にしてオートレーサーの大学生・本郷猛は、世界征服を企てる悪の秘密結社・ショッカーに捕われてしまう。本郷の能力に着目していたショッカーは、アジトで1週間もの時間をかけ、彼をバッタの能力を持つ改造人間に改造していく。しかし、本郷は脳改造される寸前、ショッカーに協力させられていた恩師・緑川博士に助けられてアジトから脱出する。それ以降、仮面ライダーとなった本郷は、ショッカーが送り出す怪人たちを次々に倒していく。


ショッカーは仮面ライダー打倒のため、フリーカメラマン・一文字隼人を仮面ライダー同様の改造人間に改造する。だが、一文字も脳改造の直前に本郷に救出され、もう1人の仮面ライダーとなる。


こうして誕生した2人の仮面ライダーは日本と海外に別れ、時には共闘しながら、オートレーサーとしての師・立花藤兵衛、FBI捜査官・滝和也、自分たちに憧れる少年仮面ライダー隊などの多くの仲間たちの協力を得て、ショッカーと戦う。普通の人間に戻れなくなった悲しみを仮面の下に隠し、「人間の自由のため」に。


 


「藤岡弘の事故負傷とその影響」


こうして放送開始された当番組であるが、第1話の視聴率はキー局・NETの放送エリアである関東地区において8.1%と厳しいものであったが、MBSの放送エリアである関西地区では20.8%と関東地区に比べて高視聴率をマークしており、この数字を見たMBS側は手応えを感じて「このままで参りましょう」と平山に伝えた。


本作品は放送開始前、のちに多大な影響を与えることになったアクシデントが発生していた。第9話・第10話の撮影中に藤岡がオートバイで転倒して全治3 - 6か月の重傷を負い、撮影に参加できなくなったのである。このため、未完成分については、本郷の登場シーンなどを前話までの映像から流用した藤岡の姿に声優・納谷六朗(ショッカー首領役の納谷悟朗の弟)によるアフレコを挿入する、仮面ライダーの登場シーンを増やす、ヒロイン・緑川ルリ子や新キャラクター・滝和也の活躍を繋ぎ合わせるなどの措置で完成させ、急場を凌いだ。


この間、方向性の再検討と新たな主役について討議された。本郷役の交替案や内容の一新など、様々な展開が検討されている。関連書籍に再録された当時の議事録によれば、MBSの局長や脚本家の「仮面ライダー1号は殺してしまってもよいのではないか」「外遊よりも殺してしまったほうが書きやすいのだが」といった意見に対し、平山亨が「子供たちのオールマイティーの夢を潰すことになり、主人公を殺してしまうのはよくない」と強硬に反対している。同時期に『宇宙猿人ゴリ』や『帰ってきたウルトラマン』などの巨大ヒーロー番組が多かったせいか、「仮面ライダーを巨大化させよう」という案も出た。



「一文字隼人(仮面ライダー2号)の登場」


上記の事態を受けての討議の結果、「本郷は海外のショッカー支部との戦いに赴き、そのあとを継ぐ新しい仮面ライダーが登場する」という形での新展開が決定した。


急遽新たに登場する仮面ライダー2号=一文字隼人役には、『柔道一直線』に出演しスタッフらと旧知であった佐々木剛が選ばれた。佐々木は出演依頼を受けた当初、劇団NLTで同期だった藤岡の役を奪うことになると難色を示していたが、「藤岡が復帰するまでの代役」という条件で引き受けた。


また、この主役交代を機にそれまでの番組上の問題点を修正し、刷新することになった。


舞台をスナックからレーシングクラブに移し、女性レギュラーを増やすなどでドラマパートの雰囲気を明るくした。
一文字を本郷よりもユーモラスで都会派のキャラクターに設定し、ヒーロー性を強化した。
仮面ライダーのデザインをやや派手なものにしてキャラクター性を強化するとともに、夜間撮影時の困難を回避しようと、暗闇に溶け込みにくい配色にした。
「主役が見栄を切る華やかな見せ場」として変身ポーズを設定し、一文字に自らの意思による能動的な変身を取り入れた。


脚を開いて両腕を大きく動かしながら「変身!!」と掛け声を叫ぶ変身ポーズは、1号編の頃から監督の山田稔より抽象的な変身描写に変わるダイナミックなものとして要望されていたものだが、当時の佐々木が自動二輪の免許を持っていなかったことから、藤岡のように「バイクで加速しながら変身」が不能となったための苦肉の策という面もあった。しかし、この変身ポーズは子供たちの間で大流行となり、「変身ブーム」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。このような変身時のアクションは、のちの仮面ライダーシリーズや他の変身ヒーロー・ヒロインものでも重要なシーンとして受け継がれた。


そのほか、地方ロケによる舞台の拡充や大幹部の投入によるショッカー側の強化などが行われ、番組の人気も上昇していった。毎日放送が担当する関西地区でも視聴率は20%台を維持し、第3クール以降の継続はスムーズに決定した。



「本郷猛(仮面ライダー1号 / 新1号)の復帰」


7月に退院して3か月間リハビリに励んでいた藤岡が、自ら庄野に復帰を申し出てきた。これがきっかけで藤岡の復帰が決定したが、佐々木を代役に据えたことで予想以上の大人気を博していたため、第4クールでは「1号ライダー」がゲスト出演する「ダブルライダー編」がイベント的に挿入された。のちに、阿部は「今の藤岡君があったのかというくらいの話です」と当時を振り返っている。


藤岡の復帰を祝い、復帰作である第40話・第41話は、正月のビッグイベントとして阿部の計らいで九州の桜島・えびの高原でのロケとなった。撮影は藤岡の回復を待って9月から一文字単独回が先に行われ、11月から年末にかけてダブルライダー編と劇場版の撮影が行われた。第41話は最高視聴率30.1%を獲得するなど、ダブルライダー編により第4クールは好評を博し、毎日放送と東映はこのままダブルライダーの定着を考えていたが、佐々木が「藤岡君がカムバックするまでという約束で引き受けたのだから、藤岡君に返すべきだ。自分がいたままでは、彼が付録のようになってしまう」と頑なに固辞し、第5クールから再び藤岡の単独主演で番組を継続することになった。2号編最後の撮影となった第46話での草津ロケは、佐々木やスタッフに対する慰労も兼ねたものであった。


そして、藤岡の傷が完治した後の第52話で「一文字が南米のショッカー勢力を追って旅立った」という設定のもと、本郷が変身する新1号ライダーが第53話で主役に復帰した。この際に外観を一新し、「ライダー、変身!」と名乗る新しい変身ポーズが追加された。また、旧1号編の本郷が常にダブルのブレザー姿の「科学者然」としたスタイルだったのに対し、復帰した本郷は一文字のような明るさや男性的な野性味を増し、デザインジャケットの上下や革ジャンにジーンズなど、ファッションも多彩になった(その多くは藤岡の私物だった)。それに加え、事故前はバイクヘルメットの着用義務がなかったために本郷はノーヘルスタイルだったが、1972年に道路交通法が改正されて「時速40kmを越える道路」での着用が義務化されたため、復帰後にはヘルメットを常用するようになった。


変身ブームの真っ只中となった『新1号編』では、人気を維持すべくさまざまな強化策が検討された。視聴率が低下気味となる夏場には新サイクロン号の登場を皮切りに、六甲ロケ編、紀伊ロケ編での仮面ライダー2号の再登場などのイベント編が盛り込まれ、番組後半では掲載雑誌『テレビマガジン』と連動した少年仮面ライダー隊の結成、ショッカーに代わり敵対する新組織ゲルショッカーの出現、仮面ライダー3号の誕生という3つの強化策が掲げられた。このうち仮面ライダー3号は本作品内では登場せず、次作『仮面ライダーV3』へと発展していった。

番外編

今まで特集してきた歴代スーパー戦隊シリーズは一旦、全て紹介し終えたので今回は、非公認ではありますが、「非公認戦隊アキバレンジャー」について紹介していきたいと思います。


シーズン1は2012年4月6日~6月29日まで、シーズン痛は2013年4月5日~6月28日まで放送されました。
男女比が1:2と女性の方が多いのは特撮作品では珍しいですね。(公認の戦隊シリーズには、このような例はありませんでした)




あらすじ(シーズン1)


秋葉原では今、特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」と美少女アクションアニメ『にじよめ学園ズキューーン葵』が人気を二分している。この2つのキャラクターを基に、「戦隊カフェひみつきち」店長の葉加瀬博世は新しいヒーローを作り出した。


博世はこの街のカルチャーを愛する1人のおじさんと2人の若者、赤木信夫・青柳美月・萌黄ゆめりあをスカウトし、『ズキューーン葵』のフィギュアを模した変身アイテム「モエモエズキューーン」(MMZ-01)を渡し、3人組のヒーロー「非公認戦隊アキバレンジャー」に変身させる。3人は秋葉原の平和を乱す敵「邪団法人ステマ乙(じゃだんほうじんステマおつ)」を相手に日夜戦うが、その戦いは現実世界で起こっているものではなく「モエモエズキューーン」によって彼らの妄想が増幅された結果、妄想世界で展開されているものだった(第1話 - 第6話)。


やがて、ある事件をきっかけにアキバレンジャーの戦場は妄想世界から現実世界へ移ると思われたが、その果てには予想外の出来事が待ち受けていた。
あらすじ(シーズン痛)


ステマ乙との最終決戦から9か月後。アキバレンジャーは解散し、信夫は佐々木ポンポコデリバリーの一社員に戻って何事もない日々を過ごしていたが、かつて戦った日々は大切な思い出として脳裏に焼き付いていた。


久々にひみつきちを訪れ、博世やこずこずと共に思い出を語り合った帰り道、信夫はとある店でアキバレンジャーが17番目のスーパー戦隊『五星戦隊アキバレンジャー』として公認され、キャラクターグッズも堂々と販売されているのを目にする。本来なら17番目の作品は「五星戦隊ダイレンジャー」のはずだが、ひみつきちの面々以外はアキバレンジャーこそが17番目と信じて疑わない。それどころか、リュウレンジャーとキバレンジャーが洗脳され、設定が改変されてしまっていた。その一件を解決した後も、別の作品や実在の人物が改ざんされる怪現象が次々に発生していく。


これらの現象は、ステマ乙に代わる新しい悪の組織「新次元頭脳改造地下真帝国バロスw(しんじげんずのうかいぞうちかしんていこくバロスワラ)」が、現実世界に存在する既存の作品を改ざんすることでその作品のファンたちとアキバレンジャーの妄想力を低下させ、現実世界へ侵攻しやすくするために起こしていた作戦だった。信夫たちは2代目ブルーとして急遽スカウトした石清水ルナと、萌黄ゆめりあ改め横山優子と共に、現実世界の作品を守るためにバロスwに立ち向かう。


『シーズン痛』では、第一期とは設定と出来事が多少異なる信夫たちの回想を語った第1痛からスタートする。ここでは、第一期終了時までの「ステマ乙が妄想世界を抜け出して『作中の現実世界』へ侵攻する」という展開ではなく、全く違った展開・結末でシーズン1が終了したということになっている。このため以下の本文では、上記の実際に放送された第一期の内容をシーズン1、本作第1痛で回想されたシーンをシーズン1(痛)と表記する。


シーズン1の内容とシーズン1(痛)の内容との主な違いは以下の通り。


邪団法人ステマ乙は妄想世界の住人のままであり、戦いは3日と7時間をかけた最終決戦の末アキバレンジャーの勝利で決着がついている。
シーズン1では反目しあっていたマルシーナとデリューナイトだが、シーズン1(痛)での最終決戦においては恋仲となっている。
最終決戦でジェットマン・デカレンジャー・ボウケンジャーと共闘している。
シーズン1の第4話に登場していた変態風の男(演:石塚義之)が実はデリューナイトの人間態だった。→美月同様に新規撮影したシーン以外はシーズン1の映像を流用している。
シーズン1に登場したゆめりあの母は亡くなっておらず、実際に上京してきている。
ペンタゴンにスカウトされたのは信夫ではなく青柳美月。このため、都築タクマ(新アキバレッド)は登場しない。
都築丈博(博世の父)はドクターZではない。また行方不明でもなく、MITでロボット研究をしており最近は高性能巨大ロボを作っているらしい。モエモエズキューーンは超科学を集結させて都築丈博が作ったとされている。
葉加瀬博世が声優の十夜月朱里だとバレてはいない。
信夫たちが番組外現実の存在に気付いておらず、八手三郎によるテコ入れも行われていない。
物語後半が本来のシーズン1と大きく異なる為、8話に登場した月島アルパカと9話に登場した浅草アルパカが存在しない。このため、シーズン痛10話で亀有アルパカを見たアキバレットは「(シーズン1の怪人と)同じデザイナーがデザインしたとしか思えない奇跡の統一感」と初めて見たような発言をしている。


第11痛にてマルシーナの指摘により、ルナを除くひみつきちのメンバーはシーズン1での自分たちが作品の中の登場人物であるということも含めた、すべての記憶を思い出した。またマルシーナの八手三郎に対する干渉によってシーズン痛が開始された際に登場人物(マルシーナを除く)たちは、上記の設定でシーズン1が終わったという記憶に書き換えられていたということも発覚した。


ヒロインは、

アキバブルー/青柳美月(初代・シーズン1)


アキバブルー/石清水美月(ルナ)(2代目・シーズン痛)


アキバイエロー/萌黄ゆめりあ (本名:横山(旧姓:山田)優子)

歴代スーパー戦隊シリーズ紹介番外戦士編15

一旦、歴代スーパー戦隊シリーズを全て紹介し終えたので、今回は番外戦士紹介に戻ります。


今回紹介する戦士は、

バド/ジュウオウバード  「動物戦隊ジュウオウジャー」(2016~2017年)より
鷲のジューマンである男性。一人称は「俺」。
大和と出会った際に彼から「鳥男」(とりおとこ)という仮称を付けられる。その後もジュウオウジャーからはこの名で呼ばれていたが、第26話でのラリーとの会話で本名が判明した。茶色いバンダナとゴーグルを着用しており、飛行能力とイーグライザーを使用する。故郷であるジューランドに嫌悪感を抱き、過去にリンクキューブから王者の資格の1つを持ち去り、人間界とジューランドの「繋がり」を断った張本人。その後、自らは人間界に渡って幼少期の大和に出会い、彼を助けて王者の資格と自身のジューマンパワーを託した。デスガリアンの襲撃でリンクキューブが破壊された際に外れた王者の資格の1つを再び持ち去っており、それ以降はセラたちと同様に人間態を獲得している。
大和には出会った頃から温かい態度を向けており、彼の窮地には何度も身を挺して助け、その際には「もう大丈夫だ」という優しい言葉をかけている。反面セラたち4人のジューマンにはジューランド同様冷たい態度を向け、彼らがジューランドに帰れない状況にあることを知りながらも「あんな世界との繋がりは切れてしまえばいい」と厳しく言い放ち、王者の資格を奪還しようとジューマン態で挑んできた4人を圧倒する。さらにジュウオウジャーに変身した彼らとも互角以上に渡り合うが、野生解放した彼らには圧倒されるも4人が大和を助けることを優先したことでことなきを得る。ラリーとはジューランドにいた頃の知り合い。
サグイルブラザーズの勢力で窮地に追い込まれた大和を救うために助太刀に入り、所持していた最後の王者の資格が変化したジュウオウチェンジャーファイナルを使ってジュウオウバードへと変身を遂げた。その後、大和に自らの名前を名乗ってからは彼から「さん」付けで呼ばれている。また、20年前はリンクキューブの番人をしており、その仕事中にジューランドに迷い込んだ人間の少年を匿うも、ジューランドの存在が人間界に知れ渡ることを恐れたジューマンたちによってその少年が投獄される。バドは少年の釈放を訴えるも聞き入れてもらえず、さらに監視の目を掻い潜って逃走を図った少年が転落事故で死亡したことに責任を感じ、王者の資格を盗み出し人間界へと逃亡したことを大和に明かす。この件が地球とジューランドの繋がりを絶とうとする考えに至っており、大和以外のジュウオウジャーもラリーを通してこの経緯を知ることになった。ジュウオウイーグルと共闘してサグイルブラザーズとの空中戦を繰り広げ、ジュウオウジャーがサグイルブラザーズを撃破した後に行方を眩ますも、大和について「段々あの人に似てきた」と語る。人間界ではシマウマ、カモノハシ、ヒョウ、フクロウの4体のジュウオウキューブウエポンを回収しているが、アザルドと一戦交えた際にアザルドの再生能力により誤って取り込まれた。後にそれらはジュウオウジャーと共闘した際にアザルドから取り戻している。また15年前、人間たちに見つかり襲撃されて重傷を負い絶望していたところを通りかかった景幸に救われたことを大和に明かし、それ以来彼のことを「命の恩人」として慕っており彼の息子である大和のことも見守っていたと語った。大和に託して残り少なくなったジューマンパワーを、地球の力で補っているため、シン・ジニスとの戦いの時点で次に変身すれば命がない状況になっており、ラリーの助言によりこれ以上の変身を断念した。
バド役の村上幸平は、先の展開が決定していなかったこともあり、登場当初は敵か味方かわからないキャラクターとして演じていた。村上自身は、バドが大和の父親ではないかと予想していた。


ジュウオウバード
バドがジュウオウチェンジャーファイナルを使い変身。外見はジュウオウイーグルと同じだがスーツカラーがオレンジで胸に描かれている鷲が黒ではなく紺色だったりブーツと手袋の黒の部分が金色になっているなどの差異がある。変身前と同様、イーグライザーを使用する。
名乗りフレーズは「天空の王者」。
バド役の村上は、バドが変身することは台本をもらうまで正式に知らされておらず、ジュウオウバードの存在は玩具発売情報で初めて知ったという。